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ラズパイ初号機 UPSセットアップ2 [ラズベリーパイは甘いか?]


こんにちはクマです。
こちらのコーナーは、大した知識は無く、興味本位でRaspberry Piをイジり倒し
「なんとなく遊んでみた」って事を記事にしていきます。
Linux?Python?なにそれ?っていうレベルのクマですのでご容赦下さい。
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UPSソフトウェア
【ダウンロード】
20210403(1).jpg UPS「RPi UPSPack V3」の各種ソフトをダウンロードするために、
●「github.com/rcdrones/UPSPACK_V3」に
 アクセスして、右図の「CODE」からzipファイルを
 ダウンロードします。
●「/home/pi」にダウンロードしたzipファイルを
 解凍します。
●「UPSPACK_V3-master」のフォルダーができますので、フォルダー名を
「UPSPACK_V3」へ変更します。

【UPSからシャットダウンできるようにする】
20210403(2).jpg ●ターミナルを開いて「$ sudo nano /etc/rc.local」
で「rc.local」を編集状態にします。
「sudo python3 /home/pi/UPSPACK_V3/shutdown_check.py &」の1行を右図の箇所に追記します。
●上書き保存して再起動させます。

ここまでの操作で、UPSからラズパイをシャットダウンすることができます。
※「/home/pi/log.txt」にラズパイの起動した時間とシャットダウンした時間が
 記入されます。(ロケーションタイムが違うため修正する必要があります)

【UPSからの情報表示アプリ】
「/home/pi/UPSPACK_V3/UPS_GUI_py/」の「UPS_GUI_demo.py」を
Pythonで実行すると、表示されます。

このアプリで表示される情報は、以下の五つです。
・UPSPACK_V3のファームウェアバージョン
・情報表示アプリの起動時間(UPSからの時間は読取りできない)
・外部電源入力(UPS充電電力)がONかOFFか表示
・UPSバッテリーの残容量
・UPSの出力電圧

冷却ユニット「X735 HAT」との共存
【問題点】
20210403(4).jpg 「X735 HAT」と「UPSPack V3」が共にラズパイの
GPIO18を利用していて、それぞれ、利用方法が
異なり共存(同時利用)することができません。
【解決方法】
20210403(5).jpg UPSのラズパイシャットダウンアプリ「shutdown_check.py」の11行目に「shutdown_pin = 18」と書いてありましたので、この11行目を「shutdown_pin = 23」と書き換えて、SATの接続先をGPIO23へ変更しました。
【X735の機能を有効にする】
 1.ターミナルで「$ sudo nano /etc/rc.loal」を実行します。
 2.「#/etc/x730pwr.sh」の先頭の「#」を削除します。
 3.rc.localファイルを保存/終了します。
 4.ラズパイを再起動させます。
以上の操作で、X735のアプリが有効になります。

これで、冷却ユニット「X735 HAT」のスイッチで、ラズパイのシャットダウンと再起動ができ、UPS「UPSPack V3]のバッテリーが低下した時には、UPSからシャットダウンさせることができるようになりました。(*^▽^*)

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ヒートシンクやケース
電源もセットになった
お得な冷却ユニット
10,000mAhの大容量
バッテリーが付属の
UPSです。
4,000mAhのバッテ
リーが付属のUPS
です。





※すべての商標は、それぞれの所有者に帰属します。

タグ:ラズパイ UPS
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ラズパイ初号機 UPSセットアップ1 [ラズベリーパイは甘いか?]


こんにちはクマです。
こちらのコーナーは、大した知識は無く、興味本位でRaspberry Piをイジり倒し
「なんとなく遊んでみた」って事を記事にしていきます。 [あせあせ(飛び散る汗)]
Linux?Python?なにそれ?っていうレベルのクマですのでご容赦下さい。
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以前から気になっていました、無停電電源装置(UPS)を購入しましたので、
ラズパイへのセットアップなど、備忘録としてブログにアップします。

「RPi UPSPack V3」のドキュメント類
20210401(1).jpg 「Rpi UPSPack V3」に関するドキュメント類は、
”github.com/rcdrones/UPSPACK_V3”に
アクセスすると見ることができます。

セットアップに必要なドキュメント類の説明を
右の写真に記入しましたので、参考にして下さい。

ファームウェアのバージョン確認
※UPSの各種情報を取得する必要が無い方は、読み飛ばして下さい。
20210401(2).jpg 「Rpi UPSPack V3」は、出力電圧/バッテリー残量
/入力電源の有無などをラズパイへ出力できますが、
ファームウェアV3.1は文字化けするようですので、
バージョンの確認が必要です。
左の写真は、ファームウェアのバージョンを確認するために、
UPSとラズパイを接続した写真です。

接続方法は「②ファームウェアアップデートマニュアル」に図解で書かれて
いますので、参考にして下さい。

次に「①英語版マニュアル」の下の方に書いてあります「UART software」項目
1~6を実行します。(ラズパイでUARTを利用する設定)
念のため、シリアルコンソールが無効になっているか、確認して下さい。
【確認方法】
 デスクトップ左上の「メニュー」から「設定」→「Raspberry Piの設定」を
 選択して、表示された画面の「インターフェイス」タブの「シリアル
 コンソール」欄を確認する。
 ※「有効」になっていた場合は、「無効」にして再起動させて下さい。

「②ファームウェアアップデートマニュアル」の「Software upgrade process」の1~3を実行するとファームウェアのバージョンが確認できます。

クマが購入した「RPi UPSPack V3」は、「V3.2 P 」 となっていました。。。
「P」 ってのが気になり調べましたが、特に情報が無く全く不明でしたので、
アップデートは見送りました。(^_^);
※「V3.2」へのファームウェアアップデートは、「Software upgrade process」の4以降を
 実行すればできると思いますが、もし実行する場合は自己責任のうえでお願いします。


「RPi UPSPack V3」と「Raspberry Pi 4」の接続
20210401(3).jpg 一旦ラズパイとUPSの電源SWをOFFにします。

電源周りの接続を右の写真のように接続して、ラズパ
イのGPIOとUPS接続は、下記のように接続します。

  ラズパイGPIO側   UPS側
  8番ピン(GPIO14)←→TX※UPSの各種情報を取得しない場合は、接続不要
  10番ピン(GPIO15)←→RX※UPSの各種情報を取得しない場合は、接続不要
  12番ピン(GPIO18)←→STA
※UPSのピンからも+5Vは出ているのですが、クマの場合はラズパイの冷却用で冷却ファンHAT(X735)
 を載せていて、X735と電源+5Vがバッティングするので、USBコネクターから電源を供給しました


X735の機能を停止
GPIO12番ピンがX735とUPSでバッティングします。誤動作を避けるために、
X735の機能(アプリ)を停止させます。
【手順】
 1.ターミナルで「$ sudo nano /etc/rc.loal」を実行します。
 2.「/etc/x730pwr.sh」の先頭に「#」を挿入して、コメントアウトします。
 3.rc.localファイルを保存/終了します。
 4.ラズパイを再起動させます。
以上の操作で、X735のアプリは動作停止となります。

次回は、UPSのソフトインストールと実際の運用をお届けする予定です。

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これは、ヒートシンクとFANで、強力な冷却が期待でき
(クマの場合は、負荷100%で室温+30℃で安定してます)
X735単体で購入するよりも電源やUSBケーブルも同梱で
大変お得なセットとなっています。

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